嘉數中日記 第295回  (平成29年5月10日)

5月2日は第一回校長講話でした。演題は「自分を変える力 頭・心・体」。講話は「自分を変えるのが一番難しい。世界のトップを走る人たちも基本は同じ。目標を持つことの大切さ」をキーワードに「どうやって自分で自分をコントロールしていくか」を話しました。スライドショーまで含めると30分という長い時間ですが、入ったばかりの一年生もしっかり聞いてくれました。素晴らしい集中力でした。

月に一度の開催ですが、毎回準備、整列は生徒会の担当。7時45分に集合して、スクリーン、プロジェクター、放送機器を設置して待機します。生徒が集まる頃にはこのように今日のタイトルが投影されています。8時10分全校生徒整列完了です。

今回は、○ベンジャミン・フランクリン、アンジェラ・アキの自己コントロール、○甲子園出場の嘉數中先輩の精神力、○遊んでほとんど勉強してなかった先輩が試験40日前、小学校のかけ算九九から猛勉強して志望校へ進んだことなどを紹介しました。

朝の30分。みんな集中力を欠かすことなくしっかり聞いていました。全校生徒による集団の力はとても強くなってきました。真剣な緊張感のある「気」を感じます。

 終了後感想を書いてもらいました。みんなそれぞれがそれぞれの思いを自分の言葉で書いていて感性の豊かさを感じます。2年生女子の感想を掲載します。

 2年生 女子
 校長講話は、毎回聞く度に勇気をもらったり、反省したりして自分の内面の部分が洗われているような気がします。いつも素敵な話をされるのですが、今回の講話が今までの中で一番感動しましたし、もっと自分も頑張らないといけないな、という気持ちになりました。今回の講話の中で一番印象に残り感動したのはNさんのお話でした。受検40日前で小学校の勉強からやり直して今まで皆に迷惑かけた分学校を修理したり、綺麗にしたり、また勉強もあきらめずに誰よりも努力する姿はとてもカッコいいな、と思いました。またNさんの好きな言葉「強く、カッコよく美しく、」も印象的でした。その言葉のおかげで誰かに嫌な言葉をかけられてもへこたれずまっすぐに自分の目標へと進んでいくNさんは、本当にその言葉通りで美しくて、強くて、とてもカッコよかったです。夢や目標に立ち向かうってとてもステキなことだなと心から思いました。そうやってそのおかげで自分も変わっていくし、成長できるし強くなれるんだな、と思いました。またこういう話を聞くのを楽しみにしています。

           変えることができると
           信じるからこそ
           教育が成り立つ
                      東井義雄
                

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