嘉數中日記第334回    (平成29年7月11日)

               みんなの進学、県大会、健康のためにキチンとしよう

少し前になりますが保健委員会の報告が全体集会でありました。

報告は学校の衛生について、保健委員会が細かな調査に基づく報告でした。

まずハンカチ、タオル、学年が上がるに従って減っていきます。

なんと9割近くがハンカチを持っていない。トイレに行った後、どうしてるんでしょう?

こちらは食事の前の手洗い。

3割の生徒が手を洗わずに食事しています。メニューによっては直接手で食べるものもあります。
この数値をどうとらえますか?

続いてトイレでスリッパに履き替えているか。

46%、ほぼ半分の生徒が教室とトイレをそのまま行き来しています。
ここまでまとめると、9割がハンカチを持たず、3割がそのまままの手で食事をし、約半分の生徒がトイレの床を歩いたまま教室で学び、食事をする、さらに上履きを履いていない生徒もいて、靴下のまま教室、トイレ、給食とつながっているという驚きの実態が浮かび上がります。









手洗いの違いが食パンに時間と共にどのような違いがでるかを実験します。


それぞれ違うグループでパンを触ります。

実験スタートです。

5日目に変化が表れました。カビが見えます。

すごいスピードで広がっていきます。


以上が保健委員会の学校全体の実態調査、手洗いの実験報告です。日頃の生活から感じた事をキチンと仮説を立てて実験し、検証して、その大切さを訴える素晴らしい集会でした。感動です。
 3年生は受検生として、いよいよ本格的なスタートです。中体連県大会出場のチームは健康管理に細心の注意をはらって練習に励んでいます。みんなで手を洗い、上履きをはく、ハンカチを持つ。
 家族でよく話し合って明日から改善していきたいものです。


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