嘉數中日記第355回  平成29年9月27日

風になびく緑の絨毯


夏の厳しい暑さも朝夕には幾分やわらぎ少しずつ秋の気配を感じるようになってきました。

そんな中、よく見ると正門横の花壇。嘉數中自慢の花壇が寂しい状況が続いてます。

 昨年度は、同じ時期に松葉ボタン、ニチニチソウ、モスローゼを植えたのですが全て枯れてしまいました。特にモスローゼは沖縄の夏を華やかに演出する貴重な花です。それが去年は茎は育つのに全く花をつけませんでした。あまりにも例年と状況が違うので種苗店に問い合わせてみると「はい、実は沖縄県全体が似たようなことになっています。蕾になる前にこれまで確認したことのない虫が発生しています。まだはっきりしていませんがおそらく台風が一個も上陸しなかったことに原因があると思います。」との回答でした。つまりいつもは台風でいなくなる虫類がそのまま大量に発生したことに原因があるということです。改めて自然の偉大さを感じます。
 それは予想できるはずもなく、次々と植えては枯れ、枯れては植え、植えては枯れを続けた悲しい夏でした。そこで今年は、熱い暑い夏は無理に、か弱い苗を植えるのはやめて、涼しくなるまでの夏の計画を見直しました。

それは、伸びた樹木を伐採し、雑草をとり、芝を刈り、灌水の量をおさえること。酷暑の中で無理に花は植えない。




これが夏休みの頃の状態です。校内はスッキリしてとても気持ちよく、緑化担当スタッフも心安らぐ夏でした。

しかし、さすがに正門前は赤土むきだしというのでは殺伐としたイメージになる、お客さんにも失礼だ、何かないか・・・・

そこで考えたのが「ソルゴー」。
畑の緑肥用で収穫の終わった畑に植え、成長後そのまま地面にすき込み土壌分解し緑肥となります。初期生育が旺盛で茎が細く群生し風になびく姿は大陸の麦畑を連想させます。
「これだ!播種の時期は5月〜8月、初期生育が旺盛で短期間で風になびく緑の絨毯になる!」
基準の何倍もの種をまき、夢とロマンは無限大。

芽を出したソルゴーは期待どおり、ぐんぐん伸びた・・・・・しかし・・・・・・・

あんなに播いたのに・・・まばらにヒョロヒョロ・・・・・しょぼい・・・

はじのほうはまあまあ伸びていますが・・・・しかし、あの壮大な青写真はどこへ

あの大量の種はいったいどうしたのか・・・・・・・
原因、犯人は鳩でした。あの重さにして2kgもあるソルゴーの種を毎日の食事にしていたのです。正門前に播かれた直径3mmの大量の種(豆)。鳩の「ありがとう!嘉數中の整備委員のみなさん!ごちそうさま、いつも感謝してます!」の声が聞こえてきます。
 残念ながら風になびく緑の絨毯は来年に持ち越しです。2年連続夏の緑化計画、2連敗ですがまた一年かけて夏の栽培計画を練りなおしたいと思います。


現在、冬の花の種を県外で低温処理中です。写真は昨年の様子。これからいよいよ沖縄は花のシーズンを迎えます。卒業式の花の育苗も始まります。夏を乗り越えて、秋が近づいています。

   
 来年の夏を楽しみにしていて下さい
            美化委員一同
 

                                  

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