嘉數中日記第399回  平成30年1月16日

道であれ

これまで、学校における学びは「道」であれ、と話してきました。

9月1日の第四回校長講話。

厳しい部活動、稽古事以外でもう一人の自分がついついわがまましたくなる。















でも、そんな時、それをこらえて乗り越える力、心構えこそ部活動で学ぶべきことなのです。

学校の清掃作業。

いつもの授業。

教えられたこと、支えられたこと、それを形にしてかえす心構えが大切です。

それが「道」なのです。


 昨日1月15日(月)近所に住む方から匿名でお電話をいただきました。紹介します。

 「昨日、家族で出かける途中、信号待ちをしていると、嘉数中野球部のユニフォームを着た生徒さん二人が(中学校近くの)お店の前にあった大きめの植木と看板を一生懸命直していました。お店は閉まっていましたが、「えらいなぁ!」と思い、先回りしてジュースでも買ってあげようと思い声をかけたら、「学校は買い食いが禁止で、自分達はユニフォームを着ているし、野球部に迷惑がかかるし、他の人に勘違いされるのも嫌なので・・」と丁寧に断っていました。とても感動して今電話しています。是非、先生方から、生徒達にこんなことがあったと、紹介して褒めてあげて下さい。」

 人は良いことを行うことによって、自分ばかりでなく他人をも幸せにすることができます。それも、人の目に触れるようにするのではなく、人知れず行うのが大切です。
 日々成長する子ども達の積善と陰徳を見つけ電話していただいた地域の方に心から感謝したい。地域の皆さんの励ましが明日の嘉数へつながります。
                  




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