嘉数中日記第412回  平成30年2月14日

卒業式の違い


開始前にはみんなそろいました。元気な明るい声が響きます。









各部からの説明が続きます。こちらは生徒会からの説明です。一年間の自分達の活動の紹介です。

いつもこのような行事の時は宮城教頭が写真撮影していますが、今回は学校説明をするので、すべて生徒会が撮影しました。生徒会の視点で撮影した写真です。やはりいつもとどこか違う写真ですね。いい感じです。

 新入生オリエンテーション
 学校長挨拶     〜抜粋〜
 皆さんはまだ小学生で来月卒業式ですね。中学校もそれより少し早く3月10日に卒業式を迎えます。小学校の卒業式と中学校の卒業式では大きく違う点があります。わかりますか?違いは卒業式の後です。
 皆さんはまだ卒業もしていないのに、こうやって嘉数中学校の体育館に来るとオリエンテーションの準備がされていて、自分の座るイスがあり、靴を入れるビニール袋まで一人一人に用意されています。さらに4月の入学式では、式の前にクラス編成の発表があり、そこに並び、教室に入ると、きっと花の模様に飾られたあなたの名札の貼られた机と椅子が準備されていることでしょう。では中学校の卒業式の後は・・・・・。そうです。何も準備されていません。年齢が上がると同時にその先が全て何もかも準備されているというのは、中学校修了までです。中学卒業後は自分でその先を掴んで行かなくてはなりません。それを忘れないで下さい。覚悟を決めて中学校へ入学して下さい。現在の一年生、二年生もしっかり学んでいます。「やっておけば良かった」ではく「やっていて良かった」です。でも、それは不安とか、苦しいとかではなく、中学卒業後は自分で自分の道を自由に自分で決めることができる夢と希望の出発なのです。
 入学式まであと二ヶ月。3年後大きく羽ばたくにはどうすればいいか。どういう学校生活を送るか。そのことをおうちの人とよく話し合って、自由の翼をしっかり育てて下さい。



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