嘉数中日記第284回  平成30年6月18日

校長室 その2


一年男子5〜6名 丸刈り、スポーツ刈りが団子になって入ってくる
○「失礼します。」「失礼します。おっ水槽、でか!」「何かいる?」「校長先生これなんですか?」
「水槽です」
○「おまえ、見ればわかるだろ、これ水槽さ」「ちがう、何飼うか聞いただけ」「校長先生何か飼うんですか?」
「はい」
○「何飼うんですか?うちの近くに池があるんだけど、捕まえてきますか?何がいいですか?何捕まえる?」
「スッポン」
○「スッポンならメイクマンで100円で売ってますよ」「スッポンて何か?」「おまえスッポンしらんのか、首が長くて鼻がとがっているやつ、ほらこんなって(首を伸ばして唇をつきだすポーズをする)」「首が長くて鼻がとんがってる魚がいるばぁ・・」「何言ってる、魚じゃない、亀さ、亀」「校長先生あの池に、とっても大きいスッポンがいるって。おじいちゃんが言ってた。捕まえてこようね」
「いや、やっぱり危ないからスッポンはいいです。ゆっくり考えてからにしましょうね」
○「はい。なんでも捕まえるから言ってください」「今日部活やすみだよな」「来週テストだよ」「体育プールある?」
「君たち何しに来たの?」
○「あ、輝きノートもらいに来ました」「ちがうだろ、夢実現ノートだろ」「俺1号終わった」「まじ?早いな」
「いっぱいいるね、もらうのは何名?」
○「はい」
「君だけ?」
○「はい」
「他は?」
○「付き添いです」
「わかりました。はい、試験頑張ってください。調子はどうですか?」
○「はい、絶好調です!(得意げにノートを頭にのせて両手を水平にしてバランスをとりながら去っていく。それを見た隣の子が上履きを脱いで同じようなポーズで頭にのせる)」「(全員入口で)失礼しました!(あれだけバラバラに会話していたのに何故か最後はピッタリそろって礼をする)」

 男の子はやはり不思議だ・・・・・




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