卒業式
3月11日に嘉数中学校第55回卒業式が行われました。
厳粛な中にも心温まる素晴らしい卒業式でした。
前日の試演の後は、全体練習はなしです。
先生方の指導に、卒業生、1年生、2年生が応えてくれました。
先生方も、保護者も、来賓の皆さんも、参加した全員が感動する卒業式でした。
感動の場面を紹介します。
1 卒業生の起立するとき、全員一斉に瞬時に起立するので、椅子から立つときに出る
「ビシッ」という音だけが会場に響きました。
この姿だけで感動した人も多かったと思います。
2 卒業証書授与のとき、誰一人舞台上でパフォーマンスをしませんでした。
舞台から「ありがとうございます」と言うパフォーマンスも3学年では禁止していました。
3 校長式辞のとき、校長先生は前日に「目からもメッセージを送りますので、私の目を
見ていてください」と言っていました。
式辞中卒業生は起立したまま、校長先生の目を見ながら聞いていました。
4 卒業生答辞のとき、源河君は長い文章を原稿を見ることなく話しました。
その中で「2年生の時、同級生の友が病気で亡くなりました。その友のためにも、
自分たちは強く生きていかなければならない」と言いました。
参加者全員の胸を打ちました。
5 卒業生へ送る歌、門出の歌、全体合唱は、参加者に感動を与えるものとなりました。
6 くす玉は割れませんでしたが、割れなくても卒業生は席を離れることもなかったです。
また、在校生が花道を作っているときに「思い出の写真」をスクリーンで見ていましたが、
卒業生は自分の席で見ていました。
7 卒業生が卒業証書を授与してから教頭、3年担任全員と握手をしたことも、生徒には
嬉しかったことでしょう。
8 卒業生、1・2学年とも返礼が全員揃っていました。
挨拶をする来賓の人たちも返礼の仕方に驚いたことでしょう。
今日は終了式でした。
在校生は、素晴らしかった卒業生の先輩たちを見て、自分たちも素晴らしい卒業式ができるよう
に頑張ることを誓っています。
「明日の成功を夢見て勇敢に、昨日の失敗を顧みて謙虚に」
次年度も「嘉数中日記」をよろしくお願いいたします。