嘉數中日記第394回    平成12月25日

「勉強」から「学び」へ

 


8月28の始業式。あれから152日の授業日数、授業780時間を終え、今日終業式。

制服も冬服になり季節の移り変わりを感じます。

校歌斉唱。三年生はその歌詞の意味も心に響くようになりました。

学校長式辞    〜抜粋〜
 二学期、本当に多くの取り組みがありました。陸上、修学旅行、合唱コンクール、吹奏楽部の演奏会、部活に生徒会に、地域ボランティア・・・といっぱいつづきまきした。感じたのは、皆さんの姿勢が「勉強」から「学び」へ変わったこと。
特に3年生が素晴らしかった。「勉強」と「学び」の違いは何か。
「勉強」それは、させられるもの、常に終わりを告げるもの。「学び」はモノや他人や現象に出会い対話すること。絶えず始まりを準備するもの。他人の考え方や感情と出会う営みであり自分自身とも出会う営みです。そして自分をつくり、仲間をつくり、世界をつくっていきます。二年生も修学旅行の後、成長していきました。1年生の皆さん、この素晴らしい先輩の背中をしっかり見て下さい。そして「自分もこんな先輩になりたい」という目標とする先輩を見つけて下さい。



いつものように、静かに、真剣に向き合う式典でした。

その後、学年代表、生徒会代表の二学期を振り返っての挨拶。知・徳・体を基準にして振り返ります。

やりとげた自信と充実感が礼節と規律を支えます。

ひとつひとつ丁寧に実践してまた前へ進みます。
2018年もよろしくお願いします。
 

  今
       坂村真民
  大切なのは
  かつてでもない
  これからでもない
  一呼吸
  一呼吸の
  今である