嘉数中日記 第18回(平成27年10月20日)

 「天声人語」を書き写す

 嘉数中学校では毎週月曜日の放課後に全生徒が「天声人語」を書き写すという学習課題に取り組んでいる。
 「天声人語」をする意味を、校長先生は、1集中力がつく。2言葉の幅が広がる。3文字を書く力がつく。4文章をじっくり読みとる力がつく。5最近の世の中の出来事が分かる。6姿勢がよくなり心と体が落ち着いてくる。7忍耐力がついてくる。と話している。
 「天声人語」は校長先生が市立図書館で資料を探し、学習支援員の前當美仁以先生と一緒に学習課題を作成している。
 生徒は、「天声人語」に20分間取り組む。もちろん20分間で全て書き上げる生徒もいれば、出来ない生徒もいる。
 学年主任が各学級のを集めて校長先生に渡す。校長先生は、700枚以上を1枚1枚点検していく。最初は20分でできなかったができるようになった生徒。最後まではできないが、丁寧に書いている生徒。最初は何も書いていなかったが、数行書けるようになった生徒。・・・・・・まるで学級の様子、生徒の様子が見えるようである。
 1学期から始まった「天声人語」。少しずつ20分で出来る生徒は増えてきている。続けることにより、生徒は少しづつ成長しているのが分かる。




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