第3回校長講話
去った7月1日の全体朝会は、第3回校長講話「あふれる情報の中から何に興味をもつのか」でした。
何に興味をもつのか。・・・・・「それはその人の性格、人格そのもの」である。
鍵山秀三郎氏の言葉です。
私は新聞の中で自分の心を汚してしまうような記事は一切読まないようにしているんです。
新聞を開くと、殺人、強盗という記事も目に入ってきますけどもその内容をくわしく読むということは一切しません。
なぜかというとそういうものを読んだからと言って私の将来参考になるものでもありませんし何か役に立つというものでもありません。
読めば読むほど私の心を汚して暗くするばかりです。
もちろんそのようなことが世の中に起きているというということが世の中に起きているということは知る必要はありますが、詳しくそういうことを知ろうとは思いません。
一方で心が温かくなるような記事、気ちが明るくなるような記事は、すぐに目にとまります。そうすると不思議なことにそういう話が私の元に集まってくるのです。
A高校のサッカーチームが試合をしたら、54対0で負けました。
電車に乗って帰るとき、電車の中は人も少なく、荷物を置く網棚に、自分達の重たい荷物を置くスペースがあったにもかかわらず、A高校の生徒達は、自分の膝において座っていました。
それを見た女性の方が感動して、A高校の校長先生に電話をしました。
そしたら、そのチームからのお礼がきまして、それに何と書いてあったのか。
「僕たちはのようなチームは3試合で54対0で負けるような弱いチームです。
しかしサッカーでは弱いけど自分達の身だしなみやマナーでは日本一になろうと目指しています。」
ひとつ目のまとめ
あなたは いつも どんな話をしていますか。
あなたは いつも どんな話があつまりますか。
あなたの言葉は あなたの笑いは みんなを幸せにしていますか。
「学んだ知識を生活の中で、どうやって活かしていくか」
「たくさんのものを持つだけではなしに、それをどう生かしていくかをいつも考えること、
これがとても大切。」
夏の甲子園の沖縄県地区大会で、昭和薬科大学附属高校が、強豪の沖縄水産高校に勝ちました。
大方の人は、奇跡だと思いました。
それに対して、昭和薬科大学付属高校の部員の言葉です。
「ミラクルと言ってほしくない
ミラクルは力があって起こせるもの
ぼくたちは勝って当たり前と思っている
違いますか」
「校長先生の講話を聞く生徒達」