嘉数中日記 第287回 (平成29年4月17日)

4月7日 平成29年度の始業式です。

この一時間後に入学式があるため式典会場でおこないます。

このように前が空いたままの状態の変則的な式になります。壇上で話すほうも、集団で聞く方もこの距離を埋める集中力が必要になります。

その大役を務める2年生代表、3年生代表、生徒会代表3名の決意表明。みんなの思いを自分の言葉でしっかり届けます。

起立して聞くフロアのみなさん。距離があってもしっかり聞く。距離があるからしっかり聞く。代表の言葉を受け止めます。

校長式辞 「本当に頭のいい人になって下さい」から要約・抜粋します。

   
 先月卒業していった先輩達がこの春休みにいっぱい遊びに来ていました。高校合格の報告、最近の様子などみんな元気いっぱい、やっぱり元気な嘉数のみんなです。その中で一人「学習でわからないところがあるので教えてほしい、学校に行っていいですか?」と聞いてきた生徒がいました。内容は高校の先取りの勉強ではありません。中学校の復習でもありません。それは小学校5年生の算数でした。「自分でやってみたけどよくわからないところがある。いいですか?」
 勿論、すぐに数学の先生達と相談して半日ほど特訓することになりました。    〜 略 〜
 本当に頭のいい人というのはこういう人を言うと思います。よく「頭がいい」と言うとテストで百点をとるとか、席次で一位になることを思い浮かべますがそれではありません。それは誰でもできることではありません。私のいう「頭がいい」というのはいつも自分を見つめて、常に工夫して、前へ進もうとする人のことを言います。それが「自分を変える力」「生きる力」につながります。   〜 略 〜
 皆さん、このような先輩がいることを誇りに思って、目標にして下さい。分からないことがあれば小学生の頃に戻ってもやり直す勇気、学び直す素直な気持ち、分かるようになる喜び、続けることの大切さを学んで下さい。  〜 略 〜 

 
  いよいよ始まりました。強い先輩を支えに、自分と向き合います。 

 
 



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