嘉数中に新しい風を!
第39回定期演奏会が開催されることを心から喜びたいと思います。プログラムの紹介にもありますように本校吹奏楽部は今年も多くの活動をこなしてきました。吹奏楽部としてその技を競うコンクールでは多くの実績を残し、その一方で並行して生徒会執行部にも多くの部員が所属し学校活性化の主軸となって活躍しました。その活動は学校のみならず、地域の行事、ボランティア活動にまで広げる実に多様な活動でした。
学校長として生徒達にはすべての部活動は「道であれ」と話しています。空手道、茶道、華道と同じように「吹奏楽道であれ」と。勝つためだけではなく、その活動を通して学んだことを日常生活の中で、稽古場以外でその心を保てる「道」の集団であってほしいと話しています。本校吹奏楽部は「道」そのものでした。
一年間休むことなく続けた早朝の練習前の清掃活動、ゴミ拾い。遊びたい盛りに我慢し、共に励まし合い、暑さ寒さを乗り越えての練習・・・それは中学生のこの時期に最も大切な、「困難を乗り越える力」を育てる、下座行、美徳陰徳の修行の毎日でもありました。本日のこのステージはより高い音楽性を追求する吹奏楽部としての練習の成果と、人として身につけるべき徳目や礼儀作法、形式美・様式美の修得のための実践、その乗り越えた厳しさの集大成として感動のステージとなり大きな自信となることを確信します。
、関わって頂いた多くの方々の教え、実践に心から感謝します。
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