習慣が人格を形成する
今日も雨模様です。しばらくグラウンドが使えません。体育館でみんなで譲り合いだな・・いつものように校内をまわります。
4階にあがるとこんな詩が掲示されていました。
土 金子みすず
こっつん こっつん
打たれる土は
よい畠になって
よい麦生むよ。
朝から晩まで
踏まれる土は
よい路になって
車を通すよ。
打たれぬ土は
踏まれぬ土は
要らない土か。
いえいえそれは
名もない草の
お宿をするよ。
読み終えて心がほっこりした後、隣の教室を覗いてみると・・・・!
体育の授業でみんな着替えて、誰もいない教室です。そこにみんな自分のジャージを綺麗にたたんで机の上に置いてあります。
「その学級の様子を知りたい時は、誰もいない教室を見るとよく分かる。」という話を聞いたことがあります。しばらくその場にいました。この学級のみんなの姿がよく見えました。静かに降り続く雨、暖かい言葉、優しさに包まれた教室。すべてに感謝です。
習慣が人格を形成する
自分の人生を急によくしようとしても、よくなるものではありません。一つひとつ、よい習慣を身に付ける以外に方法がないと思います。よい習慣に裏打ちされたその人の行動が、全人格として表れます。習慣が人格を形成します。何事かを成し遂げるのは、その人の才能ではなく、性格です。
運命は その人の性格の中にある。
芥川龍之介