大人になったら
あっという間に一学期修業式を迎えます。みんなそれぞれによく頑張りました。
今日、西香織先生から「家庭科の時間に作った子ども達の詩があるんですけど読んでみますか」と作品集をいただきました。それは「家族」というテーマで統一されています。生徒一人一人が思う家族が表現されています。紹介します。
将来の家族 3年女子
笑顔があふれるところ
落ち着けるところ
楽しみがあるところ
そんなところが
わたしのこどもにとって
自分の家だと思えるように
休みの日には
家族みんなで出かけて食事して
何気ない日々を過ごしていき
幸せと笑顔に囲まれながら
安心して暮らせる毎日
早く帰りたい家をつくれるように
子どもが大人になっても
この家族で良かった
と思えるように
そんな家族になりたい
現在の家族 3年男子
話すとき
スマホじゃなくて
向き合って
現在の家族 3年女子
私の母は料理がうまい
弟は優しくて妹は絵が上手
弟と妹は仲がいいのか悪いのかわからない
でもそこがおもしろい
一人一人いいところもあれば悪いところもある
でも家族は家族
私がおばあちゃんになっても
家族は変わらない
いつ何が起こるかわからない今日も
みんなで笑って過ごせたらいいな
将来の家族 3年男子
公園で影を見ると
昔は一人だったけど
未来は何人に増えているかな
昔は親とにぎやかにしてたけど
未来は自分が親となって
どんな話をしているのか
昔は友達に時間を費やした
でも・・・・・
未来ではどう時間を使っているか
今と未来の家族へ 3年男子
君へ
今は幸せだ
お父さんがいて お母さんがいて
妹がいて 弟がいる
未来の君へ伝えたい
君には妻がいますか
君には子どもがいますか
君には帰る家がありますか
もしこのすべてがあるのなら
自分がそうだったように
家族が幸せになるように
読みながら、とても幸せな気持ちになった。さらに読み続けると涙が出てきた。子ども達が描く未来の家族像。これ程優しさと愛とぬくもりに満ちあふれた文章をかける大人がいるだろうか。
将来に描く幸せ、それは今、直に子ども達が大人社会に求めているもののような気がしてならない。
子ども達に教えられた優しさ、勇気をしっかり受け止めて充実の夏にしたいものです。
一学期間、訪問いただきありがとうございました。夏休み期間中は「ほぼ毎日更新」から「きまぐれ日記」といたします。
タイトルのとおり、きまぐれに、しなやかに、のんびりと、夏の贈り物のつもりで・・・・
・・開けてからのお楽しみです。
嘉數中学校 職員生徒一同