嘉數中日記第344回    平成29年9月6日

第4回校長講話    「もうひとりの自分」
 


先週金曜日は第4回校長講話でした。


朝の集会ですが体育館はとても暑く、800名の集会はとても厳しい。しかし今回も最後まで私語は一切無く、物音一つせず集中していました。本当に強くなったな、と感じます。


今度のテーマです。

人は体はひとつだけど成長するにつれてたくさんの自分が増えていく。

中学生であるみなさんもすでにいくつもの自分を持っています。その中から今日は「家族と生徒」「部活と教室」について話します。


自由にリラックスできるのが家です。好きなときに冷蔵庫を開け、テレビをつけて、好きな格好で・・・・それが家です。一方で、学校は学びの場、小さな社会、何十億もかけて建てられた公共物で学びます。写真のようなことは許されません。
これは家と学校の違いに気づかないためにおこります。中学生になるとまわりも注意はしません。心の中でつぶやきます。
「幼稚園じゃあるまいし。いいのかそれで・・」家の自分と、学校にいる自分。しっかり住み分けることが大切です。

まとめるとこうなります。

一方で、一貫してほしいものがあります。部活で学んだことです。



これは中体連夏季大会の写真です。どの部も見事です。素晴らしい引き締まった「気」が伝わってきます。この姿勢が教室で活かされてますか?部活の精神を自分達のコート、ピッチ、グラウンドから離れても持ち続けていますか?



それは教室だけでなく、全ての活動で活かされてますか?



技術面は部活の練習の中で上達していきます。しかし精神力はそれ以外の極めて日常的な活動の中で鍛えられていくものだと思います。その誠実な行いが、瞬間の奇跡のプレイを生み出すのです。

学校生活の中でたくさんの自分があります。好きなもの、得意なものだけでなく、全ての活動で積極的に取り組んで下さい。顧問の先生、監督の先生から学んだことを全てに活かして下さい。

ふたつめのまとめです。

さあ、もうすぐ地区陸上!写真は去年の大会です。今年の開催は9月20日、応援団も結成され練習も始まりました。それぞれが自分の役割をしっかり果たして今年も感動のドラマを呼びよせよう!

    君の出番だ中体連!
          力を! ドラマを!