嘉數中日記第356回    平成29年9月29日

校内の植物


学校本館から少し離れた場所にひまわり畑があるのを知ってますか?

そのひまわり畑が先週の台風18号の影響でなぎ倒され、農場主の高江洌朝裕先生はがっかりしていたのですが、それがご覧のようにほぼ全滅状態からすこしずつ立ち上がり始め「もう枯れると思っていたんですが、全滅から逆に完全復活のようになってきました。見て下さい、これがその写真です!」とうれしそうに報告していました。

よく見ると確かに茎があちこち曲がり、常に何度も上を目指して起き上がった後があります。

一般的に台風は台風シーズン終了間際の10月、秋台風が最も厳しいと言われています。なんとか乗り切って最後に大きな花を咲かせてほしいものです。

ひまわり畑とは別に、本校には珍しい植物が結構植えられています。写真の植物は

「トゲナシアダン(タコノキ科) アダンの変種」の看板があります。確かにトゲのないアダンです。小さい子のおもちゃづくりなどに適しています。看板がなければ美化作業で切り倒されたいたかもしれません。他にも「ヤブツバキ ツバキ科 沖縄県に自生(国頭村産)」「シキミ モクレン科 沖縄に自生(国頭村産)」「アカボシタツナミソウ シソ科 沖縄に自生(国頭村産)」など本県在来の貴重な植物がきちんと名札とともに植えられています。その名札がだいぶ古くなっています。宝物を残していただいた先輩方に感謝して新しい看板に作り替えたいと思います。