嘉数中日記第253回     平成30年3月23日

奇跡のセレモニー


素晴らしいセレモニーとなった。英語の康子先生が退職を迎える。そのお別れセレモニー。

6校時の康子先生の生涯最後の授業が終わった後、全校生徒一斉に廊下に出て体育館まで花道をつくる。

それまで康子先生にさとられないように、全校生徒、職員で秘密の打ち合わせ。

なので、勿論試演、リハーサルはない。生徒会が作成した企画書にそって、一回きりの一発勝負!

これはもう、驚きのイベントだった。最後の授業の2年3組から体育館入り口までを2年生が花道をつくり

1年生は体育館で待機して、2年生は康子先生とともに到着し合流。

2年3組の生徒が待つステージへ!紙吹雪とくす玉が歓迎します。



そして卒業式で歌った「With You Smile」全員で合唱。これは本当に素晴らしかった。涙がでた。

歌の後、康子先生のスピーチ。大きな拍手、紙吹雪、くす玉、合唱の後、瞬間に静かなホールとなった。誰一人、動くことはなかった。静かな、静かなホールに康子先生魂の言葉がつづく。豊かな時間だった。本当に幸せな時間だった。

終わった後の康子先生
「最後の年が、今年でよかった。最後の日が今日でよかった。最後の生徒がみんなでよかった・・・」