嘉数中日記第327回   平成30年11月2日

中頭地区駅伝大会選手激励会


今日は明日11月3日(土)に開催される中頭地区駅伝大会の激励会。
その前の開始の言葉。特別に立腰教育はやったことはないのですが、いつの間にか少しずつ揃うようになってきました。

全員で「心」をそろえる。それができた瞬間、形が整ってきます。
見える形からではなく、見えない心を揃えて見える部分が整ってくるように思います。

そして選手入場、7月の陸上練習から4ヶ月、走り続けたメンバーです。



男子キャプテン 決意表明
 これまでやってこれたこと、やれたこと、育ててくれたことに感謝して持てる力をしっかり出しつくしたいと思います。よろしくお願いします。

女子キャプテン 決意表明
 いつも全力で走り続けることだけを考えてここまで来ました。いよいよ三年生にとって最後の大会です。全力で走りきります。よろしくお願いします。

全体集会となるとステージからの挨拶はそれなりの覚悟が必要です。
決意表明なのです。二人のキャプテン胸をはり、顔を上げて、迷いのない姿でした。

生徒代表激励のことば。「全生徒で心からエールを送ります!自分の力を信じて最後まで頑張って下さい」


学校長激励のことば   〜抜粋〜
 感謝の気持ちと同様にプライドも持ちなさい。でもプライドには二つある。それは良いプライドと悪いプライド。
悪いプライドとは「プライドが高い」などと言われるもの。例えば運動会などで「自分は陸上のトップランナー、こんな学級リレーなどで本気になれるか・・・」とか。しかし君たちは雨上がりのぬかるみの残る学校のグラウンドで、普通の運動靴で大会前であるにも関わらずケガも恐れず本気でみんなで学級リレーを走り抜けた。見事だった。
 もうひとつのプライド。自尊心、誇りです。明日の試合で弱気になった時「冗談じゃない、俺は夏を乗り越えて走ってきた。やりきったんだ。見せてやろうじゃないか!」と自分の力を引き出して下さい。
 それともうひとつ、日常の生活の中で、例えば掃除を面倒に思ったり、さぼろうと思った時「いや、自分は、やりきった人間だ。そんなつまらないことができるか」と自分を高めて下さい。
 選手だけでなく今聞いているみんなもそうです。この4月から自分の目標を持って頑張ってきた。確実に強くなってきた。今度はその力を引っ張り出すもう一人の自分が大切になります。みんなやりきった自信を胸に本番に最大の力が発揮できるよう自分を高めていって下さい。日常、非日常、大会全てにプライドを持って取り組んで下さい。
 明日は会場に行けない生徒も海中道路に向かってエールを送ります。走るあなたの背中にそれを感じる瞬間があると思います。駆け抜けて下さい。

聞く姿に乗り越えた者のプライドを感じます。


そして閉会。一人一人が少しずつ、確実にぶれずに強くなっていきます。それがプライドです。


  道    坂村真民
 
 アセラズ
 クニセズ
 シズカニ
 ジブンノ道ヲ
 マッスグニ
 行ケ