嘉数中日記第361回   平成31年2月8日

季節のことば


いつもの場所にいつものことば
そして、いつものようにことばが動いている。

二がつ
何かをしても
   しなくても
必ずその日は来るから
「時」を大切に
  「人」を大切に
  「今」を大切に
それが必ず
 「未来の自分」に
   つながるから

    中三のあなたへ



 先週の第8回校長講話「運命は受け止めるもの、そして自分の力で変えていくもの」の中で、その変える「力」とは何かを話しました。みんな真剣に聞いてくれました。その講話を作成する際参考にした資料があります。知人からメールでの紹介ですが、読んで大変感動しました。上記「二がつ」にもつながるものがあります。紹介します。


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 時間とは、自己と無関係にあるものではなく、自己の意志が働いている時にある、ということ。つまり、自己が何かに対して打ち込んで精一杯に生きていること(三昧)を、「今を生きている」と言い、時間はその人においてあるのです。今の集積である「歴史」も、単に事跡の羅列ではなく、先人が今を生き切ってきた意志の積み重ねです。先人のあらゆる苦難を乗り越え生き切る意志力に、私たちに何かしらの感化を与えます。
 教育とは、知識を教えることはそのほんの一部分であって、容易なことです。しかし、真に人を育てるとは、意志を養うことであり、それはつまり守るべきものを守る意志力を育てることです。これには、多大な時間を要します。時間を要するとは、結局生きているうちに達成できないかもしれない、というほどの時間です。真の教育には、人から褒められもせず、結果も求めない、そういう愚かさ、意志力が必要だ言われています。これは教育に限らず事を為す根底には、この意志、信念、信仰が必要であることを言われ、人が生きる根本であると、言われています。
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 あらためて総力戦です。みんなで走り続けよう。