校長講話最終回
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3月1日は校長講話最終回。テーマは「美徳を支える心」4月を迎えるみんなへ選んだテーマ。
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これまで大切にしてきたのは「礼節と規律」
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規則、ルールではなくて自分の「心のものさし」で動くこと、無心で「挨拶と掃除」ができること。
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最終回ということで他の学校の先生方、保護者の皆様、多くの方々の訪問があった。
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「誰かのお父さんが2年1組に入って一緒に聞いてましたよ」と生徒の報告。
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中頭教育事務所の宇栄原所長だった。
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この2年間、学生ボランティア、外国人留学生、学校訪問客等々頻繁に多くの方々が訪ねるようになって、回りに誰がいても集中できるようになってきた。
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月に一度、全校生徒、職員で確認した「心は常に高貴であれ」。そしてその自分達の実践を映し出した。
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その準備、運営、
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片付けをしてくれたのは生徒会役員のメンバー
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朝7時半に集まり、準備、運営、その後は8時55分の授業に遅刻しないように一気に片付ける。
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みんな本当に大きく育った一年だった。
また、平日朝の8時に直接訪ねて生徒と一緒に聞いて頂いた皆さんにも本物を教えて頂いた。
ファックス、メール等等、瞬時にデータの送受信が可能な時代に「データ送ってくれる?」
ではなく、自分の目で確かめに訪問する。
本物はどうあるべきか。教えていただいた。心から感謝。
講話は5年間担当した。年平均8回、合計44回の校長講話となった。
リーダー研修、臨時集会、学年を加えると優に60回を超す。
1回の講話で平均200枚の写真を使う。1000枚近い中から絞り込み、組み合わせる。
それに言葉を貼り合わせる。
制作は楽ではない。
一ヶ月はあっという間にやって来る。
毎回その前日は追い込まれた。
しかし講話当日のその始まる直前の静まりかえった体育館。
800名近い人間がフロアを埋め尽くしていながら、物音がしない体育館。
スライドショーが終わった直後の何とも言えない張り詰めた空気感。
やる度にみんな一回り育って行く手応えを感じた。
躍動感溢れる写真、誠実な心が伝わってくる写真、一枚一枚が大きな感動だった。
講話を作成する途中で苦しくなっても、その姿に引き込まれていって、気がつくと完成していた。
そして感動。その繰り返しだった。
たくさんの感動をありがとう。
いよいよ最後の一週間。一緒にみんなで川を渡りきろう!
念ずれば花開く